横浜の墓地の種類

お墓にはその土地の形状を生かした、様々な種類(様式)があります。例えば、お墓といえば墓石を思い浮かべますが、最近では墓石のない樹木型墓地や、都市部では霊園の面積が限られていることから、狭いスペースを有効利用するための壁面式墓地などもあります。ここでは、横浜市内にある墓地の特徴についてご紹介します。

個人や家族単位で持つお墓の特徴

墓地には個人や家族単位でひとつのお墓を持つタイプのものがあります。このタイプには墓石型墓地と芝生型墓地、壁面式墓地があり、それぞれ次のような特徴があります。

・墓石型墓地

四角柱の墓石と墓誌や納骨棺(カロート)などからなるお墓が並ぶ霊園。一つひとつのお墓は「一般墓所」と呼ばれています。全国的に最も一般的で、横浜市も例外ではありません。

・芝生型墓地

洋画などに出てくるような芝生の上にプレートを設置するタイプの墓地。墓石型墓地と異なり外柵や墓誌がなく、お墓の高さが低いため清掃に手間がかかりません。ただし、芝生の手入れを怠ると枯れや腐りの原因になるので、お墓選びの際には、芝生の管理について確認する必要があります。

・壁面式墓地

和型墓のような四角柱の墓石ではなく、墓誌のような薄い墓石を用いたお墓です。壁面式墓地は、一つひとつのお墓を背中合わせに配置し、まるで壁のように墓石が並んでいるようなタイプや、斜面に沿ったコンクリート壁に墓石を埋め込んでいるような霊園が多く、墓石型墓地よりも多くの区画を取ることができます。横浜市は坂の多い土地であるために公営霊園の一部にも採用されています。

合葬タイプのお墓の特徴

お墓の中には合葬タイプのものもあります。これは、ひとつの空間に血縁関係などのない複数の人の遺骨が納められるタイプで、樹木型墓地や慰霊碑型墓地があり、それぞれ次のような特徴があります。

・樹木型墓地

墓石を置かないタイプの墓地で、主に合葬式墓地で採用されています。樹木型合葬式墓地では、シンボルとなる大きな木を植樹し、その周辺に骨壷もしくは遺骨を直接埋めます。中には、雑林地に直接遺骨を埋めることも。横浜市でも、一部の霊園では樹木型墓地を備えているところもあります。

・慰霊碑型墓地

墓石型墓地と比べると一般的に馴染みの薄い慰霊碑型墓地ですが、横浜市にある霊園の一部で採用されています。地上部にモニュメントを設置し、遺骨は地下の納骨室に納めます。納骨堂に入ることができるのは現地の職員のみとされ、遺族はモニュメント部分に献花してお参りします。

永代供養型納骨堂の特徴

都会では霊園の規模が限られているため、最近では納骨堂を永代供養墓とするところもあります。

・納骨堂

納骨堂はかつては遺骨をお墓に納めるまでの間に使用する“一時預かり施設”として考えられていましたが、最近では永代供養墓として使われることがあります。墓石のないロッカー型、仏壇式などさまざまな形式のものがあり、後継者がいなくても購入できるという特徴が見られます。

横浜市では霊園不足が見込まれているために、今後は合葬タイプのお墓が増えていくことが予想されます。しかしながら、合葬タイプのお墓はその家系だけのお墓ではないため、お参りをする人の足が遠のいてしまうことも危惧されます。大切なご先祖様の供養をする、ということを考えれば、従来の一般墓所を選ぶのも良いでしょう。



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