お墓を買うタイミング

先祖代々受け継がれているものというイメージが強いお墓ですが、全ての人が受け継ぐべきお墓を持っているわけではありません。そのため、自分自身やその家族が入るためのお墓の購入を考えている人もいます。近年、自分が入るべきお墓を生前に用意する傾向もあり、お墓の検討はいつ始めても早すぎることはありません。

横浜市内におけるお墓の需要

お墓をいつ買うべきかという問題に関して、横浜市が行った「横浜市墓地に関する市民アンケート調査・報告書(平成25年3月)」では次のような結果が出ています。まず、「墓地の取得を希望している」という人は全体の22.4%を占め、その希望者たちを対象に購入時期を尋ねる質問では「わからない、考えていない」とする人が最も多く36.7%、「10年以上先でもよい」という人が20.2%となりました。
一方で、「2年以内」、「5年以内」、「10年以内」に取得したいと考えている人の合計が38.8%という結果が出ています。また、年代別の回答をみると「60歳代」における墓地の取得希望数が最も高い28.9%となっており、次いで「40代」が24.6%という値になっています。墓地の取得は、さまざまな世代において切実な問題となっていることが考えられます。

先祖代々のお墓を希望する根強い傾向に?

お墓の取得には家族構成も大きく関わっています。前述の市民アンケート調査報告書によると「単身者」における墓地の取得希望率は11.7%と低いものの、「夫婦と子供」の世帯では28.5%、「親と夫婦と子供」の場合には22.1%、「夫婦」世帯では21.6%という結果になっています。最近では夫婦のみで入ることのできる夫婦墓や1人だけではいれる個人墓などもありますが、購入した墓を先祖代々のものとしたいという希望があるため、夫婦と子供や親と夫婦と子供の世帯における取得希望率が大きくなっているのでしょう。

22%が購入済み!購入を急ぎたい供給事情

市民アンケート調査報告書では「墓地の取得を希望している」人は22.4%の割合でしたが、実は取得を希望していない人の理由を見ると「自分が取得した墓地があるため」と回答した人が22.0%おり、墓地の取得を希望している人と合わせると、実に半数近い人がお墓の購入を視野に入れていることが分かります。
横浜市内のお墓の供給事情を考えると、年々市民の人口が増えていることもあり、現状のお墓の数では不足していくことが考えられます。現在、目標数などを掲げてお墓の拡張や新設が検討されていますが、近隣住民との調整も容易ではないために、はっきりとした見通しは立っていないようです。もし家族が亡くなってからお墓を購入するとなると、お墓にかかる費用が現在より高騰している可能性があり、購入を希望したときには、その霊園に空きがなくなっている恐れもあります。

今でも「お墓は先祖代々続くもの」という考えが根付く中でも、墓地の取得に対する需要は少なからずあるようです。将来的なお墓の供給には不安要素もあるので、いざというときに困らないように早めに検討し、購入しておくことで自分や家族の希望に合ったお墓を手にすることが可能となるでしょう。



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