横浜で樹木葬

故人の葬送方法のひとつとして樹木葬というものがあります。樹木葬は通常のお墓のように霊園に遺骨を埋葬する方法ですが、墓石の代わりに樹木を植え墓標とします。
従来のお墓のイメージとは異なる樹木葬に関して、ここで詳しく説明をしていきます。

樹木葬に使われる樹木

樹木葬を行うには樹木葬が可能な霊園を選ぶ必要があります。その数は地域によって差があります。横浜市内の場合、現在(2014年)樹木葬が可能な霊園はほとんど選択肢がないようです。ただ、今後は葬送方法の多様化から増える可能性があります。

樹木葬は個人のお墓という意識があるために、故人がかつて好きだった樹木を植えることが多くありますが、樹木であればどのようなものでも良いというわけではありません。霊園によって指定されていることがほとんどです。

樹木葬で使われやすい樹木としては、桜が多く、「桜葬」などと呼ばれることがあります。桜葬を行うには広い土地が必要なために1つの遺骨に1本植えるという形式が難しく、里山などにある広い霊園か、1本の桜の周囲に複数の遺骨を埋葬する形式となります。
また、桜以外にも秋に赤い実を付けるハナミズキや白色や紅色の花が咲くサルスベリが人気で、中には薔薇の樹の樹木葬を行っているところもあるようです。

また、故郷から別の町に移り住み、その場所で亡くなった場合。遺骨の一部を幼少期や青春期を過ごした故郷で樹木葬を行うことができます。
ただ、この場合には分骨用の証明書を火葬場や墓地の管理者である寺院や自治体に発行してもらう必要がありますので注意するようにしましょう。

樹木葬の問題点

樹木葬は、霊園の中の定められた区間に樹木を植え、その周囲に遺骨を埋めるものです。遺骨を粉状にして山や海などに撒く散骨とは異なりますが、自然に還りたいという故人の気持ちを尊重するという点では共通していると言えるかもしれません。

樹木葬であっても、納骨をするお墓と変わらず遺族がお墓参りをすることは可能ですが、後々、遺族の方やその子孫がお墓を移動したいというようなことになった場合、別途手続きが必要となり手間がかかることがあります。

このような事情もあり、現在、樹木葬を選ばれる方の多くが、身寄りのない方やお墓を守れる後継者がいない方たちなのです。

お墓を持つことの意味

樹木葬は墓石を必要としないため低予算でもお墓を持つことができますが、お墓を受け継ぐ方がいるのであれば、遺族の方や未来の子どもたちのために墓石のあるお墓を持つことも大切なことです。
お墓は残された人たちにとって心のより所であり自分を知るルーツでもあり、お墓参りによって遺族間の交流が深まることもあるからです。



園内のひとコマ
改葬の手引き
手続き・費用などお気軽にご相談ください
小冊子を無料進呈!

霊園・祭祀の基礎知識
お墓の選び方から法要・葬儀まで、霊園・祭祀の基礎知識をご紹介します。