改葬のお布施はいくらにすべき?改葬のマナー

お墓の改葬をするときにも、ご供養を行います。新しく作ったお墓にご先祖様をお迎えするための「開眼供養」と呼ばれるものです。必ず行わなければいけないものではありませんが、基本的なマナーとなります。ここで、改葬に関する基礎知識を知り必要な場面に備えておきましょう。

お布施の金額相場と表書きについて

開眼供養のお礼としては、3万円前後を渡すのが一般的だと言われています。表書きは「開眼供要御礼」、「御入魂御礼」、「御布施」などと書くのが通例。お葬式とは違うので、不祝儀袋は使いません。白無地封筒もしくは祝儀袋を使うようにしましょう。

そして、現地に出向いてもらう手間がかかります。その場合、別途「御車料」が必要です。金額相場は、1万円程度と考えておいてください。改葬主が送迎する場合、お渡しする必要はありません。ご供養の後のお食事をその場で召し上がらない場合には、これに「御膳料」が加わります。これも、1万円程度と考えておきましょう。

上記で述べた金額は、あくまで一般的な数字です。地域やお寺によって、異なる場合もありますし、一律金額が決まっていることもあるので、日取りを決めるときに確認するようにしてください。

法要が終わった後に送る挨拶状を用意する

無事に改葬が済んだら、親族や関わりのある方々に挨拶状を送ります。書くべき内容に明確な決まりはありません。一般的には、季節の挨拶からはじまって、法要のご報告の言葉を入れます。

新しい霊園の所在地を書いた後に、一言添えて締めくくるという形です。法要から時間が経ってしまうと、失礼にあたる場合もあるので、事後に準備をしておくことをお進めします。

祝い事を意識した落ち着いた服装で

改葬の際の服装は、男性は、黒服に黒や地味なネクタイをつけるのが一般的です。喪服に近い、落ち着いた黒のスーツを着用するようにしましょう。女性も同じように、落ち着いたトーンのスーツを選びます。華美なアクセサリーなどは慎んで、一連パールが無難です。
男女ともに、靴はシンプルなデザインにすること。チェーンや飾りがついたものは、避けるようにしてください。

食事を振る舞いお礼の気持ちを伝える

法要が終わったら、会食を開きます。親族の方々に忙しい中集まってくれたことに対する、感謝の気持ちを伝えてください。霊園などで仕出しをお願いしたり、料亭やレストランに移動する方法もあります。

法要プランが用意されている霊園もあるので、予算に応じた提案をしてもらえるよう、担当者に相談してみるといいでしょう。

引き出物は、タオルや石鹸など実用的なものが好まれます。海苔や調味料など、賞味期限が長いものを選ぶのもいいでしょう。最中やブランデーケーキなど、お菓子類を用意する方もいるようです。品物に決まりがあるわけではないので、誰にでも喜んでもらえるものを意識するようにしてください。

新しくお墓を設けることは、ご家族にとっても大きな節目になるものです。ご先祖様に安らかに眠って頂くため、最低限の知識を蓄えてから、改葬の準備を進めていきましょう。



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