お墓のお手入れ方法について

墓石にこびりついた汚れがなかなか落ちないと悩む方も多いのではないでしょうか。ここでは、汚れがこびりつかない正しいお手入れ方法についてご紹介します。ご先祖様が眠る場所をキレイに保つために、ぜひご覧ください。ください。

放置するとどんどん墓石は劣化します

建てたばかりの墓石には、美しい光沢感があります。ただ、1年から3年とたつと、汚れの状態はどうなるでしょう。劣化がどんどん進んで、なかなかとれない汚れになります。10年以上放置すると、カビで石がぼろぼろになってしまうこともあります。50年以上たった場合は、真っ黒に変色してしまうリスクがあります。そうならないために、お墓参りに行くたびにきちんと掃除をしてあげることが重要です。

お墓掃除する際の注意点

掃除で注意したいのは、洗剤の選び方です。酸性や塩素系のものを使うと、石が傷んでしまいます。特殊コーティングされている場合は、よりダメージが深刻です。購入した石材店に相談して、使ってもよいものを決めましょう。

油分を含んだ布や金属タワシを使うのも、避けるべきです。そういったものでゴシゴシ強くこすると、傷がのこってしまいます。金属タワシのかけらがダメージ部分に入り込むと、とれないさびの原因になりかねません。ダメージが広がっていくと、補修工事が必要になってしまいます。

墓石についた苔をあえて残す方もいますが、とってあげるのが正解です。苔が生えていると、石の劣化が早くなります。苔が周りのお墓に広がると、隣のお家に迷惑がかかってしまうこともあります。

汚れを落とすのに必要な道具と基本的な手順

では、どうやって掃除するのがよいのでしょうか。正しい掃除方法と手順を確認しましょう。事前準備としては、以下のものを用意します。霊園でレンタルできるものもあるので、必要なものだけ持っていけば大丈夫です。

・掃除に必要なもの

  • 歯ブラシ
  • スポンジ
  • ぞうきん
  • 専用洗剤
  • バケツ
  • 柄杓

・掃除の手順

手順としてはまず、墓石全体に水をかけます。汚れが目立つところは、スポンジで磨きましょう。専用洗剤を使うのは、水洗いで落ちなかったところにだけです。

はじめて使用する場合には、目立たない部分で試してから、使ってください。大まかな汚れが落ちたら、歯ブラシで細かな部分を掃除します。彫刻や目地の汚れを優しくこすって落としましょう。線香皿や花筒を丁寧に磨き上げ、水分を拭き取ったら完了です。

自分で掃除してもなかなかとれない汚れは、専門業者に頼む方法もあります。高圧ジェット水・特殊薬品を使った磨き上げで、きれいな状態がよみがえります。法要の機会など、折を見て検討しましょう。

頑固な汚れが落ちない場合に間違ったお手入れをすると、墓石を傷つけたり変色させたりします。自己流のメンテナンスで、先祖代々の大切な場所を汚してしまっては大変です。どうしたらよいのか分からない場合は、管理事務所に相談してみるとよいでしょう。



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